{DE}dolog ロコモティブシンドロームって知ってますか?
ロコモティブ・シンドロームとは
シンドロームと言うことですから、人の身体にかかわる事だろうと認識し、そのニュース記事を開いてみたんです。
その記事のタイトルには「メタボより怖いのは「ロコモ」!? 40代からの対策で“大きな差”」とありまして、以下はそのロコモティブシンドロームの説明分の抜粋です。
ロコモは「ロコモティブ(Locomotive)シンドローム」(運動器症候群)の略。Locomotiveは「運動の」という意味(機関車という意味もある)で、骨や筋肉、関節など体を動かすために必要な「運動器」を表す。運動器は加齢によりその働きが衰えるため、歩く、立つなどの移動能力が衰え、生活の自立度が低くなる。その結果、介護が必要となってしまう。ロコモのためにメタボになって血管障害を併発したり、認知症を併発したりすることにもなるという。
つまりロコモとは、「現在は自立できているが、近い将来、要介護になる危険性が高い症状を持っている状態や、すでに要介護になってしまっている状態」を表す言葉ということになる。
先日の文科省発表の体力テストから40代後半から体力低下が顕著である点を挙げて、記事の中では「40代からの対策が必要」 と述べています。
そして、何よりも記事中で触れているのは「筋力の低下」です。
筋力の低下は運動習慣の低下
20歳をピークに徐々に低下していくことが指摘されていますし、以下の論文によっても説明されています。(日本人筋肉量の加齢による影響 谷本 芳美、渡辺 美鈴、河野 令、広田 千賀、高崎 恭輔、河野 公一著:http://bit.ly/RBeosL)
まず、20歳以降は確実に“運動習慣”ということでいえば、自ら時間を作って取り組まない限り、低下するというか、0となってしまう。
なので、体育のある学生時代は週3回の運動を少なからずしていたのが、社会人として働き始めると0となる。
これで筋力の維持をしろ、と言われても難しいのは当然で。
となると、如何に個人で運動習慣を身につけられるか、によって「ロコモ」の発症率は低下出来るかどうか変わってくる、と言えます。
記事中でも「日本ロコモティブシンドローム研究会」を設立して同研究会委員長を務め、現在「ロコモ チャレンジ! 推進協議会」(http://www.locomo-joa.jp/)副委員長も務める大江隆史氏は、以下のように述べています。
「骨は運動と栄養に気を付ければ、数カ月で健康な骨に入れ替わる。筋肉は3週間で変化が実感できる」
当然と言えば当然の話なのですが、如何に、自分の身体に対して負荷を与えてあげられるか、で自分の身体が変わるわけですね。
自分も運動習慣を改善してからは非常に自分の体に“健康”を感じる事があります。
自分の体を大切に思うのならば、自分の身体をいじめる事も必要だと。
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