{DE}dolog

dolog=blogにdo、動詞をつけた造語です。 情報選択行動のlog(記録)として書いていきます。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツはライプツィヒからの帰国 その21

前回からの引き続きで、「状況対応行動」について触れていきます。 今回は、その中でも戦術や戦略の前提条件についてからお話していきたいと思います。 これらはまず、「知覚・認識プロセス」が重要となります。 つまり、“情報の受容”です。 外界からの情報…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その20 

今回は、Dr.Hartmanの「状況対応行動(戦略・戦術の基礎)」をご紹介します。 特に状況系と呼ばれる対人競技や球技系競技の中では、頻繁に状況が変わります。 または、自分単体もしくは自分達の戦術によって状況が好転する事もあれば、その実施達成度の如何…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その19

今回は前回の「動画学習」からの続きで、「動作学習の教授法について」触れてみたいと思います。 今回の内容もDr.Hartmanが担当して下さっています。 ここでは、前回の運動学習からの発展として、動作学習の教授法について触れていきたいと思います。 “教授”…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その18

今回は、Dr.Hartman担当の動作学習についてご紹介します。 講座の中ではこれらの内容は下記のようになります。 「動作学習プロセスの各段階とその構成法」 まず、“スキル”という“言葉”について。 「これはコオーディネーションと同等の感覚的要求が存在する…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その17

運動負荷コンセプト:負荷と負担?、そしてトレーニングのプランニングとステアリング 前回から引き続き、運動負荷コンセプトの中で重要な「負荷と負担」について、です。 前回は「最適な負荷とは何か」という所で終わったのですが、それに触れてみましょう。…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その16

「運動負荷コンセプト(負荷と負担)」 トレーニングを行う際には、選手に対して負荷設定した上で、「この負荷設定だと、だいたいここで潰れてしまう」というラインがありますが、それを“負荷耐性”なんて言い方をすると思います。 ライプツィヒ学派では、質…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その15

今回から再度、講座の内容に触れていきたいと思います。 Dr.Minow「エネルギー系パフォーマンス前提」です。 以前、コオーディネーション能力というのは、「情報系パフォーマンス前提」だという事をお話させていただいたのですが、今回は、それと対を成すコ…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その14

前回に引き続き、ブンデスリーガ観戦記です。つたない文章ですいません。 スタジアムに入る際には厳重なボディチェックを受けます。 日本のそれとは大きく異なりました。 金属探知機を使用した上で、それをくぐってから再び人の手によるボディチェックを行い…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その13

前回お伝えしたとおり、今回は僕、遠藤涼介のブンデスリーガ観戦記をお伝えします。 今回、僕が訪独したのは、ライプツィヒとう旧東独地域です。 そこから高速列車(180km/h程度で走る日本でいう新幹線)に乗って一時間程度走るとベルリンの街につきます。 …