{DE}dolog

dolog=blogにdo、動詞をつけた造語です。 情報選択行動のlog(記録)として書いていきます。

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツはライプツィヒからの帰国 その12

今回も前回に引き続き「発育発達学」です。 今回はその中でも“感受期”というものについてお話しさせていただきたいと思います。 前回の内容は、歴年齢と生物学的年齢に触れた上で、それを踏まえた上でのトレーニングをプログラミングしない事には、生物学的…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その11

今回は、Dr.Minowの「発育発達学」です。 発育発達というのは、運動学と密接に関係しており、コオーディネーションと言う考えはこれを根幹にした考えと言えるのでは無いでしょうか。 そもそも運動の発育発達というのは、ヒトの発育発達に関する一つの領域で…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その10

今回は、Dr.Hartman「体側性(両側性)」のご紹介です。 利き手や足がある事はご存じだと思います。これをスポーツの観点から考察してみた結果、非常に面白い結果を得た、とハルトマン博士は語っていました。 まず、ハルトマン博士はこう述べます。 「一対の…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その9

今回は、講座の3日目にあったDr.Vossによるワークショップ、「新スピードトレーニング-解明と方法-」について、すでに日本でも発売されているブックレットの内容を参照しながら書いてみたいと思います。 ただ、これは通訳の高橋さんからのお話なのですが、タ…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その8

今回は講座の3日目の内容を個人的な雑感を交えながらご紹介します。 3日目はハルトマン博士の『コオーディネーション能力の育成、診断、診断法(実技)』、そしてフォス博士のワークショップ『新スピードトレーニング-解明と方法-』。 その中から今回は、コ…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その7

前回のブログでは「スポーツパフォーマンスとは何か」というところを触れました。 今回から講座の内容について簡単に触れながらご紹介したいと思います。 ライプツィヒ学派としては“結果に至った過程までも包括的に見る必要がある”という考えだと僕は述べま…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その6

本日から少しだけ内容について触れてみたいと思います。 明らかにポイントが多すぎて少数に絞る事は難しいのですが… けど、何とか言語表現してみたいと思います。 では、まず、このシリーズの中で一番初めのブログの中で紹介したDr.Minowの言葉からご紹介さ…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その5

ライプツィヒ大学で行われた今回のトレーニング科学・国際集中講座の主な講師陣について写真を交えながらご紹介します。 まず、今回の講座でライプツィヒ大学側の主事であるDr.Minow(ミノウ博士)。ミノウ博士は特に持久系競技のコンディションやパフォーマ…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その4

今回は、ライプツィヒ大学の歴史についてお話したいと思います。 1409年に開学したライプツィヒ大学は、ドイツ国内でハイデルベルク大学、ケルン大学に次いで3番目の歴史を持つ大学です。 スポーツ科学に関してはおいつ最古の歴史を持ち、1845年から医師が行…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その3

今回は写真を交えながら僕がお邪魔したライプツィヒという街を紹介したいと思います。 ライプツィヒは、ドイツに16ある連邦州のうちの1つで、1990年のドイツ再統一により加盟した新連邦州(5つ)の1つである「ザクセン州」の中の一都市です。州都はドレスデ…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その2

昨日から始めた帰国報告ですが、 今回は僕が参加する事になったこの講座をについて説明させていただきたいと思います。 この講座の名前は… 『トレーニング科学・国際集中講座』と呼ばれるもので、 KoLeSpoという会社の高橋日出二(たかはし ひでじ) さんが…

ドイツはライプツィヒからの帰国 その1

さて、徐々に日々の生活の中に紛れ込んできたので、 ドイツはライプツィヒで体験、経験した事を少しずつご紹介していこうと思います。 まず、成田空港からフランクフルト空港まで11時間以上のフライト。 フランクフルトからライプツィヒ空港まで1時間のフラ…

ドイツより帰国

ドイツはライプツィヒから帰国しました。スポーツ科学源流に触れてくると言う目的は勿論のこと、趣のある文化に触れてくることもでき、大変有意義な2週間でした。何よりも文化の町として名を馳せるライプツィヒですから、街の景観は本当によく、街を歩いてい…