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dolog=blogにdo、動詞をつけた造語です。 情報選択行動のlog(記録)として書いていきます。

ドイツはライプツィヒからの帰国 その5

ライプツィヒ大学で行われた今回のトレーニング科学・国際集中講座の主な講師陣について写真を交えながらご紹介します。



まず、今回の講座でライプツィヒ大学側の主事であるDr.Minow(ミノウ博士)。ミノウ博士は特に持久系競技のコンディションやパフォーマンス要因、負荷問題などエネルギー系領域に関する研究を主に行っています。



写真はミノウ博士と通訳の高橋さん

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また、ミノウ博士はライプツィヒ大学の国際指導者養成コースの指導教官を担当していて、世界各国からライプツィヒ大学に学びに来る各競技の指導者たちに対しての授業を担当していますし、SC DHfKという地域総合型のスポーツクラブの理事も担当されています。





次はDr.Hartman(ハルトマン博士)。ハルトマン博士は日本の講座にもよく足を運ばれているので、徐々に顔を名前も浸透してきているのでは無いでしょうか。コオーディネーション能力やスポーツ動作診断学、運動の個体発生学、両側性などに関する研究(特に情報系)をしていて、この両側性の研究は運動の動作学習において大きな示唆を与えるものとなっていて、このブログでも後々触れたいと思います。



写真は、僕のミスで後光が差すような写真になってしまいました…(笑)

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続いて、こちらも日本での公演が数多くなってきました、Dr.Voss(フォス博士)。フォス博士は、スピードに関しての研究における奇才とも言えるべき方で、スピードトレーニングに関して今までの常識を覆す研究結果を得ています。見た目はお茶の水博士みたいな風貌ですが、非常に優秀な科学者でありながら、地元の子供たちを相手に陸上クラブで指導を行う現場肌の科学者です。

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上記した3名に関して感じたのは、どなたも高橋さんに対して全幅の信頼を寄せていることです。

そして、高橋さん自身も3名に対して非常に信頼している事が今回の講座で良くわかりました。

そして、3名のキャラクターをそれぞれ踏まえた上での通訳を行うので、

まとまった言葉としてこちらに分かりやすくダイレクトに伝わってきます。

よくある通訳を受けているときに感じるもどかしさは全くありませんでした。



次回からはいよいよ講座の中でお伝えしたいポイントをいくつかご紹介したいと思います。