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dolog=blogにdo、動詞をつけた造語です。 情報選択行動のlog(記録)として書いていきます。

高性能化するシューズとボク

ボクが高性能化している訳ではありません…

高いクッション性と反発力を得ているシューズ購入してみました

なにを言っているのかよくわからないと思いますが、adidasから発売された「ENERGY BOOST: エナジー ブースト」を履いた人なら共感してもらえるのではないでしょうか。

adidasのEnergy Boostというシューズの特徴は二つ。

  1. 高いクッション性
  2. 高い反発力

矛盾しているようにも聞こえる二つのポイントを見事に叶えているのが、このシューズの最大の特徴。

詳しくはadidas japan HP内にあるboost | adidasをご覧ください。


しがない一市民ランナーにすらなれないボクですが、シューズは色々と履いています。


今回、Energy Boostを知ったのは、インターネット上にadidas発の新しいランニングシューズがでるぞ!!というマイナビのニュース(アディダス、新素材「BOOSTフォーム」世界初採⽤のランニングシューズ発売 | ライフ | マイナビニュース)を目にしたことからでした。


「別に他のシューズと変わらないんだろう…」と思っていましたし、違っても「どうせ“ランニングシューズ”でしょ。」ぐらいにしかおもってませんでした。

とかいいつつも興味があったから履いてみたんですよ。←


そしたら…ですね…


なんと言うか不思議な感覚に足が包まれてました。そう、包まれてるって感覚があるんですよ。


足全体がシューズに優しく包まれているんですけど、そんなに包まれたら重いんじゃないかと思いきやシューズ自体は非常に軽い仕上がりに。少し固めのサーフェス(床面)で歩いたり走ったりすると、その反発力に驚くんですが、同時にクッション性も高い。


非常に高性能なシューズだな、とボクとしては好印象。


道具選びに時間をかけても損はしない


いままで、ランニングシューズを、いっても“何百足も履いてきたワケではない”ですし、かといって「足型をとってまで…」というぐらいなボクなワケですが、大半の人はボクとおなじ様なきもちでランニングシューズを選んでいるのではないでしょうか。


それって、やっぱり“しょせんシューズ”ってのが根底にあると思うんですけど、かといって“軽視”できない。ながい時間と期間を走ってて足が痛くなるのはイヤですし…


いちおう、運動指導する立場に身を置く人間からいわせてもらえば、自分のカラダに適した道具を使えるかどうかで日々のトレーニングの質が変わって、それを継続した時の効果にも違いが生じるワケですから。できればいいものを選びたいし、選んでもらいたい。


また、シューズが自分の足やカラダあっていないことでケガを負ってしまった場合、それにかかる医療費を考えれば、シューズ選びに少し時間とお金をかけた方が「費用対効果」の面でみても損はない(…ハズなんですよ)。


高性能なシューズを履くことでのデメリットは?


きちんとしたデータを挙げられずに申し訳ないのですが、シューズ自体が高性能な場合、それを履き続けることで享受できるメリットは、上にも挙げたようにパフォーマンスの向上や障害予防が挙げられます。そのかわり、足の“足として”の機能を補完する、補ってくれるカタチになるワケで、そういう観点でいえば、足の機能は低下すると言えるかもしれません。


そこに着目して、裸足でのランニングを推奨、実践している団体もあります。日本ベアフット・ランニング協会 公式裸足ランニングはこちら


改めて自分の足を使って大地を掴むことも少なくなってきている生活様式のなかで、あえてそれを取り組んでいくことも自分のランニングパフォーマンスを向上させるために必要なことだと思います。


自分のカラダに対して様々な条件下で刺激を与える


コオーディネーショントレーニングの観点でいえば、サーフェスを変える、シューズを履く・履かない、リズムやテンポをかえる、などすることで固有感覚受容器に対して刺激を与えることができ、結果、いちランニング動作を行う上でも動作を行った本人の動作に対する“経過質”が先鋭化、つまり感覚が鋭くなった結果、効率化していきます。


モチロン、かたいかたいアスファルトの上を裸足で1時間も走れ、なんてことはいいませんが、左右でシューズを変えてみて走ることはありかもしれません。

結論として…

高性能なシューズができればできるほど、それに見合った、というか、それを使いこなせるだけの動作や動作感覚を養っていく必要はありますよね、という話でまとめたいと思います。

けど、このENERGY BOOST…いいシューズです。

ENDO,Ryosuke