{DE}dolog 乳酸菌は腸に良いだけじゃなくて体脂肪率を減らす手伝いもしてくれる!!
「からだにピース」のカルピスが発見した作用
カルピス 発酵応用研究所は、自社が保有する乳酸菌ラクトバチルス・アミロボラス CP1563株に、体脂肪を低減する作用があることをヒト試験で確認したことを発表した。同成果の詳細は2012年10月11日〜12日に開催された「第33回 日本肥満学会」で発表された。
CP1563株は脂質代謝を促進する核内受容体「PPARα」の活性化能が高いことから選抜された同社保有の乳酸菌で、これまでにも、肥満モデルマウスに同乳酸菌の破砕菌体を摂取させると、血中脂質代謝が改善することなどを確認してきている。
血中の脂質代謝を促進させることで、からだの中でとっととエネルギーとして利用して、体の中に留まらないように働いてくれるって事ですね。
調べてみたら以下のような論文がありまして、結構、血中脂質に対しての研究ってのは日本でも盛んに行われているんですね。
- 醸造酢の人体の血中脂質, 血液レオロジーに及ぼす影響 藤野武彦, 有吉恭子, 牧角和宏, 金谷庄藏, 大倉洋甫 - 1988
- オカラがラットの血中および肝臓脂質濃度に及ぼす影響福田滿, 杉原好枝, 伊藤みどり, 堀内理恵… - 日本食品科学工学会誌: …, 2006
- 茶葉カテキンの構成成分である (-) エピガロカテキンガレートの血中コレステロール低下作用福与真弓, 原征彦, 村松敬一郎 - 日本栄養・食糧学会誌, 1986
- 大豆乳酸発酵食品がラットの血漿および肝臓脂質濃度に及ぼす影響北脇涼子, 高木尚紘, 岩崎充弘, 浅尾弘明… - … 女子大学紀要. 自然科学編, 2006
んで、今回の研究方法は以下の通り。
具体的な試験方法は、HDL-コレステロールが40mg/dL以下かつBMI28以上の成人男女40名(平均年齢47.4±11.5 歳)を2グループに分け、CP1563株の破砕菌体200mgを含むカプセルまたは含まないカプセル(プラセボ)を12週間摂取してもらい、体脂肪率ならびに腹部脂肪面積などを測定するというもの。
結果的に、これらの測定について、有意な結果が出たってことだったわけですが、気をつけなければいけないのは、我々みたいな仕事をしていると、こういう情報が流れた際に、どうしても「これだけしとけば…」みたいな方が出てくるのは仕方ないんですよね。
けど、これは勿論、結果として出たけど、それを踏まえた上で生活をどうしていきましょう、という話が出来ないといけないな、と思う次第です。
人にかかわるって事は、その人の人生に関わることですからね。
大切に考えた上でアドバイスできるようにしたいです。
勉強になりました。