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dolog=blogにdo、動詞をつけた造語です。 情報選択行動のlog(記録)として書いていきます。

[]{DE}新潟県立大学でスポーツ栄養基礎講座受けてきました


初めて新潟県立大学へ

本日、新潟県立大学にお邪魔してきました。
目的は「スポーツ栄養基礎講座」への参加です。


これは新潟県立大学の教育研究活動推進事業(社会貢献活動推進事業)という事で、一般公開されている栄養講座です。(http://bit.ly/RHRfXE)


栄養士でもない自分が何故にスポーツ栄養なんだ、という所ですが、スポーツという名の付くモノに壁は無い、というか必要がないというのが私の信条です。


桃今回もその信条のもと、うちの奥さんからの呼びかけもあり、興味を持ったので参加することにしました。

10講座を合計3日間で受講する

まず、この講座は今回の10/6、12/23、そして1/26という年をまたぎながら行われるものです。


講師は、高崎健康福祉大学の“木村典代(きむら みちよ)”先生(http://bit.ly/PHrhQa)、非常に上手な進め方をされる先生です。


聞き取りやすいテンポで話をしながら、受講生の“空気”を読み取りつつ、時にユニークな独自のエピソード紹介をしてくれたり…


話を伺っていると、講座慣れしているというか、大学の先生をされている事もあり、人に対して伝える事を繰り返している方なので、非常に安定感のある話し方をしてくださいました。

講座やセミナーは講師如何による

今までもセミナーや講座には参加してきた上に、自分自身も多くは無いですが講師を担当した事がある、という経験から今回の木村先生の講座は聞きやすく、「参加しやすい」講座です。


何が違うのかなぁ…と思って聞いていると2点ほど自分の中でポイントがあったので挙げて見ました。

受講生の事を考えているかどうか

木村先生の言葉には「無理」がありません。


こちらに対して聞かせようとか、遮二無二こちらに興味を抱かせようという事がなく、理論的な部分ではエビデンスをきちんと並べた上で話し、自らの失敗談も惜しげもなく話します。


この部分が我々に対して共感を与え、納得を提供してくれる大きなポイントだった気がします。

自分の経験談を自慢しない

次のポイントは結構重要かな、と思うのですが…


過去に参加したセミナーや講座で面白く無かったな、と感じたことを振り返ると、講師の自慢が始まった瞬間から冷めてしまったのを思い出します。


“国際的な大会に帯同をし、○○選手の時はこうこう、こういうところに気をつけて取り組みました。”
“そんな中でこんなハプニングがあって…云々”


確かにその経験というのは他の誰でもない、その方々だからこそ出来た経験だったと思うのですが、こちらが聞きたいのは、あくまでも“プロフェッショナルな環境のプロセスでどのような考えを持って取り組んでいたのか”、という点です。


そういう点でも木村典代先生の五輪体験(卓球競技)や高校生に対しての指導内容を織り交ぜながらの話し方は非常に良くまとまっていて、自然と聞き入れる環境を作ってくれていた。


次の講座も出来る事なら参加していこうと思えた素晴らしい内容でした。